引き続き、ナイジェル・ケーボンの紹介になります。
BRITISH OFFICERS SHIRT
19,950円 44/46 NAVY SOLD OUT
昨年行われた2011S/Sの展示会にて、面白いと思った素材が、昨日紹介したテンジンジャケットで使用されたリネン、もう一つがこのオフィサーズシャツのコットン・オックスフォード。
両方ともとりわけ珍しい素材では無いのですが、それだけにちょっとした違いや触感に興味を惹かれました。
タテ糸には生成りのコーマ糸、ヨコ糸には長帳綿のスーピマコットンとサンフォーキンコットンを掛け合わせた単糸を使用。
タテ糸のコーマ糸は、長い繊維で撚られてるので、毛羽が少なくしなやかで肌触りも良く、強靭で光沢があります。
ヨコ糸の掛け合わせの単糸は太番のものを使用。これにより生地全体に厚みが増し、太番の単糸特有の自然なムラが生じています。
上記の糸によって作り出されたこの素材は、加工では出せない、コットン繊維が持つナチュラルな光沢を放ってます。
デザイナー曰く、このようなオックスフォードは世界広しといえど、そう多くは存在しないとまで語っています。
正直、自分も触っただけで糸の組み合わせまで分かるレベルではないですが、今まで見たことのない素材の表情だったことは確かです。
そして同じ素材を使用したスカーフも。
SCARF
6,300円 NAVY(MARINE STRIPE)
BRITISH OFFICERS SHIRT
19,950円 44/46 SOLD OUT WHITE
無地部分とボーダー柄が配置されたパネルボーダーのスカーフになります。
パネル柄という方法で製織した原反から、緻密な計算によって作り出されたアイテム。
生地のロスもコストもアップする作り方なんですが、アイテムの表情を優先し、こちらを選んだそうです。
無地部分とボーダー部分が、巻き方次第で様々な表情を見せてくれそうです。
今週末にかけて他のブランドの入荷も予定しております。
お近くにいらした際は、是非ショップにお立ち寄りください。